FOB振動試験してます。

宇宙科学研究所の振動試験室で固定式光学ベンチ(Fixed Optical Bench; FOB) (製作:日本飛行機株式会社)の振動試験が始まりました。 写真は、2Fの廊下から振動試験室内部を撮ったものです。 作業足場が組みあがり、FOBがその中に納まっています。

天板の右側の四角いのが硬X線望遠鏡HXT-1の模型です。 これから、太陽光を遮るためのサンシェードと サンシェードベース(製作:日本飛行機株式会社)を取り付ける予定です。 左側の銀色の円筒が硬X線望遠鏡HXT-2用のサンシェードベースで、 黒いカバーがそのサンシェードです。 その中にHXT-2の模型を実装しています。 軟X線望遠鏡(SXT-S)の模型は、 ミラーサポート(焦点距離を確保するための長さ90cmのタワー)の上に取り付けた 黒色のサンシェードベースの中に実装しています。 黒色のサンシェードも取り付けてあります。 軟X線望遠鏡(SXT-I)の模型もすでに実装してありますが、 SXT-S用のミラーサポートの陰になっていて見えません。

それぞれの模型は各フライト用望遠鏡と同じ質量にしてあり、 振動試験で、FOBが打ち上げ時に受ける振動を再現できるようになっています。 所々に置かれている、束ねてある赤いケーブルは加速度計のケーブルです。 最大12 Gの加速度がかかると予想されます。

この後、振動を与えて、壊れないかどうかの確認を行います。 12月23日に遅くまでかかってレーザートラッカを使って アラインメント計測を行いました。 12月27~28日にX方向に加振し、そのまま、振動試験台の上で年越しの予定です。 さらに、 年明けにY方向、Z方向の加振とアラインメント計測を行います。 各段の横板の位置が、設計値に対して0.5 mm以下のずれであれば、『合格』です。 FOB、耐えてくれますように!

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