ASTRO-H衛星のカナダ担当装置・ヨーロッパ担当装置の熱試験モデルが日本に到着しました。

2012年4月17日に、JAXAのつくば宇宙センターにおいて、軟X 線分光装置用の「フィルタホイール」と硬X線検出器用の「レーザー変位計測器」の熱試験モデルを、ASTRO-H衛星の主な構造体である「固定式光学台」に取り付ける作業が行われました。これらの装置は、2012年夏につくば宇宙センターで実施される熱環境試験に使用されます。

フィルタホイール(FW)とは、軟X線分光装置に入射するX線の量を調節するための減光フィルタを搭載した回転板と、それを駆動するモーター、検出器の調整用に使用するX線発生装置などから構成される装置です。スイスのジュネーブ大学、オランダ宇宙研究機関(SRON)、ヨーロッパ宇宙機関(ESA)が開発を担当しています。レーザー変位計測器(CAMS)とは、レーザー・撮像素子モジュールと、レーザーを反射するための高精度の鏡を、それぞれASTRO-H衛星の「固定式光学台」と、「伸展ブーム」の先端に取り付け、軌道上における伸展ブームのゆがみをレーザーを用いて計測するための装置です。カナダ宇宙局(CSA)が開発を担当しています。ASTRO-H衛星プロジェクトには、日本の大学・研究機関だけでなく、北米・ヨーロッパの多数の国・機関が参加しています。

関連リンク

 

写真1: 「フィルタホイール」の取り付け作業

写真1: 「フィルタホイール」の取り付け作業

写真2: 取り付け前の「レーザー変位計測器」

写真2: 取り付け前の「レーザー変位計測器」

写真3: 「固定式光学台」の全景

写真3: 「固定式光学台」の全景

このページのトップへ