熱試験モデル(TTM)の試験が始まりました。

8月10日からJAXA筑波宇宙センターでTTM試験が開始されました。TTMは約4ヶ月 かかって組み立てられました。写真は13mの真空チャンバーに入れる前と入れた 後のTTMです(昨日撮影)。真空チャンバーの中では、2枚目の写真のように、 1.5 kW/m^2の疑似太陽光線がこのTTMを明るく照らしています。また、写真では 判りづらいですが、太陽光線を当てる反対側にはIRタワーが設置されていて、 地球からの赤外輻射と太陽光線の反射を模擬します。そして、それらにより、 TTMがどのような熱的影響を受けるのかをテストしています。ASTRO-H衛星は規 模が大きく、750点もの温度センサーがついており、軟X線分光検出器(SXS)用 のヒートパイプというアクティブな要素もあるために、試験が大変おおがかり です。また、ほとんどの構造体は、すでにフライトモデルが搭載されているた め、細心の注意を払って組み立てられ、試験が行なわれています。この実験は 宇宙科学研究所ASTRO-Hチームに加え、宇宙科学研究所熱・流体グループやNEC、 AESの企業の方々と24時間勤務で行っています。

真空チェンバーに納める前のTTM。

真空チェンバーに納める前のTTM。

真空チェンバーの中で、太陽光線の当たる位置を調整中のTTM。

真空チェンバーの中で、太陽光線の当たる位置を調整中のTTM。

真空チェンバーに納められたTTM、いよいよ試験開始!

真空チェンバーに納められたTTM、いよいよ試験開始!

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